関係者インタビュー第1弾!・後編(坂本啓太さん)

関係者インタビュー(全統一労働組合書記次長坂本啓太さん)

今回は前回の続き、全統一労働組合書記次長坂本啓太さんのインタビュー記事の後編です。

 

そもそも、全国フォーラム・東京2019って?という方はこちら↓へどうぞ

 

tokyoforum2019-student.hatenadiary.jp

 

坂本さんの記事の前編をまだ未読の方はこちら↓からどうぞ。

 

tokyoforum2019-student.hatenadiary.jp

 

 

 

 

 

f:id:smj-tokyoforum2019:20190221135428j:plain

全統一労働組合書記次長坂本啓太さん

 

 

 
移住者と連帯する全国フォーラム(全国フォーラム)への参加

―それで、話は移るんですが、全国フォーラムにはいつごろから参加されていますか?

「えーと、全国フォーラムは2年に一回ですよね。で、全国ワークショップが2年に一回ずつで、一年おきにやってるけど、なんか結構前から参加してるんですよ。全統一に入る前からそうやってボランティア的に鳥井さんに言われて名古屋行ったり、神戸行ったりしたんですよね。」

 

 

 

 

―フォーラムでは、ゲストスピーカーをお呼びしたりする講演会式のメインプログラムと、各分野ごとに分かれてワークショップを行う分科会がありますが、分科会にはこれまでどんなテーマがあったんでしょうか?

 「まあ、やっぱりかなり専門的に絞った医療であったり、入管法であったり、難民とかあとは労働、技能実習生とか。あとは教育、貧困、女性などの社会的な、専門的な分科会が多かったですね。」

 

 

 

 

―やっぱり専門家みたいな人がくるような

 「そうですね。研究者とか大学の関係者であるとか、学校の先生であるとかね。」

―それが今回ちょっと変わっているというわけですね。

 

 

 

今年のフォーラム(全国フォーラム・東京2019)について

 —今年はフォーラム当日何を担当されるんですか?

「分科会は第一分科会を担当しています。第一分科会っていうのは入門編ということで、外国人移住者に馴染みがない日本人の人たちや、移住者の方達自身が法律的な立場であったり、何が出来て何が出来ないとか、今どういう社会状況の中にいるのかっていうことを感じれるようなわかりやすい分科会にしたいなと思っています。体感型の分科会。」

 

f:id:smj-tokyoforum2019:20190221135037j:plain



 

 

―つまり、移住者、移住者の方達に、興味関心あるけど

 「そうですね、接点がないとか」

―そういう人たちにもわかりやすいような

 「体感型、参加型の。」

 

 

 

―では、今回のフォーラムの特徴ってなんでしょうか?

 「規模が大きいっていうのと、そうですねえ、特徴…。改めて聞かれると何だろうなあ」

 

 

 

―僕がちょっと思うのは、東京でやるっていうのは、オリンピックが控えていてっていうのもあると思うんですけど、今回「多様なルーツ」っていう分科会が出てきたりとか、メインプログラムに著名な方をお呼びしたりとかもして、それこそ入門編があって…。

入門編って、ちなみにずっとそういうのあるんですか?

 「いや…なかったと思うな。」

 

 

 

―そういうのも聞いていると、その、興味関心はあるけど、やっぱりそこに一歩踏み出せないというか、接点を持てないというか、そういう人たちにも向けた東京フォーラムっていうイメージが僕の中にはあるんですけど。

 「そうですね、やっぱ専門的に興味がある人たちも参加できるし、そうでない人たちも参加できるような、とても入り口の広い全国フォーラムですよね、今回は。」

 

 

 

―じゃあそういう意味でもこの入門編っていうのは、すごい…

 「そうですね、結構プレッシャーですね(笑) 重要ですよね。」

 

 

 

坂本さんが担当される「入門編」には学生チームの一部のメンバーも関わらせていただいおります。まだまだ知識がなくて…そんな方はぜひご参加ください!

 

 

 

 

 

f:id:smj-tokyoforum2019:20190221142818j:plain
 

 

―他に個人的に関心のある分科会とかってありますか?

 「そうですね、「多様なルーツ」の分科会と、労働の分科会ですね。」

 

 

 

―労働っていうのはわかるんですけど、「多様なルーツ」っていうのは、どういった理由でしょうか?

 「うーん、今までなかったんじゃないかな、だからやっぱり関心がありますね。」

 

 



 

読者へメッセージ

「あと、やっぱり様々な労働組合の方に(フォーラムへ)参加してもらいたいなっていうのがあります。他の全統一以外の労働組合の人たちにもたくさん参加してもらいたいなとは思ってますね。」

 

 

 

―なるほど。あと、最後になるんですが参加しようか迷っている方々へのメッセージをお願いしてもいいですか?

 「そうですね、楽しく参加できるように努力はしますし、やっぱり迷ってるんなら来ちゃった方がいいんじゃない?っていう、迷ってるならね。(笑)」

 

 

 

―そうですね。

 「やっぱり、触れ合うことで、新しい発見というのがあると思うので、ぜひ迷っているのなら来てほしいなって思いますね。」

―ぜひ来ていただきたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

f:id:smj-tokyoforum2019:20190221143016j:plain

 時には場を和ませるような言い回しや言葉を選び、私たちの緊張をほぐしてくれました。



 

 幼いころから外国人に対して愛着、親近感をもって育ってきた坂本さん。現在もなお、国籍や民族に限らず労働相談に応じています。

 

 

 

f:id:smj-tokyoforum2019:20190221142852j:plain


 熱意と優しさその両方を兼ね備えた全統一労働組合書記次長の坂本啓太さん。

この度はインタビューに応じていただきありがとうございました!

 

 

 

 

撮影:こーだい

取材:松永圭造ウィリアム・こーだい

編集:松永圭造ウィリアム

 

 【学生チームSNSアカウント】

Twitter

移住者と連帯する全国フォーラム・東京2019(学生チーム) (@zenkokuforum19) | Twitter

Instagram

移住者と連携する全国フォーラム・東京2019(学生チーム)さん(@zenkokuforum19) • Instagram写真と動画

 

【Information】

・『がれきの中にできたカフェ』西山むん

ガレキの中にできたカフェ

ガレキの中にできたカフェ

 

 

 ・全統一労働組合HP

www.zwu.or.jp

 

・移住者と連帯する全国ネットワークHP

migrants.jp